インビザライン、70個目で終わると思ってた。

 

マウスピース矯正をはじめたとき、

正直「どれでも大差ないんじゃないか」と思っていた。

 

キレイラインとか、Oh my teethとか、

手頃な価格で始められるものも多い。

でも私は少し値が張る、インビザラインを選んだ。

決め手は、「知名度」と「制度」だった。

 


 

インビザラインは、ただの“商品名”じゃなかった。

専用アプリや3Dスキャナーの管理体制が整っていて、

歯科医・患者・インビザライン社の三者で進めていける仕組みだった。

 

言い方は悪いけど、

「もし担当医が少し頼りなくても、なんとかなる気がした」。

 


 

最初にマウスピースを渡されたときは、少し興奮した。

70個。パッケージにずらっと並ぶ透明の装置たち。

どうやら人によって個数が違うらしい。私はすこし多いらしい。

ただ、これを順番に着けていけば終わる。そう思ってた。

 

2年弱、私はつけ続けた。

65個目の終わりが見えてきた、そのくらいのタイミングで、

再調整になった。

噛み合わせと見た目を細かく見直すっていっていて、

新しいマウスピースを制作するから1か月後また来て、と。

 

1か月後、また70個分の装置を渡された。

笑うしかなかった。

 

どうやら1回目に受け取った70個でベースを作り、

動き方やかみ合わせを確認して、再度修正するらしい。(またこれも人によって個数は変わるらしい)

そして三者が納得するまで続けるとのことだ。

 

ただ、ここは各歯科医のやり方や判断にゆだねられるっぽい。

私の地域ではインビザライン取り扱い医院の中では最高値のところで契約したから、

その医院ではそのような仕組みになっているだけかもしれないが。

 


 

それでも、やはりちゃんと綺麗になってきている。

見た目も、噛み合わせも、たしかに変わった。

 

なによりこのマウスピースは本当に目立たない。

営業先でも気づかれたことは一度もないし、

「自分だけが気づいてる」っていう距離感が、少しだけ心地いい。

 


 

インビザラインにしてよかった、と今のところは思っている。

マウスピースが1つずつ減っていくのが、

日々のちいさな“進んでる実感”になっているから。

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

礼儀を置いてきた話、ご興味があれば。

コンビニに、礼儀を置いてくる

 


 

 

#70個渡されて終わりだと思った

#まだ折り返してすらない

#いつかは終わると信じてる

 

 

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