歯科矯正カウンセリング体験記|初診からわかる流れと注意点
矯正歯科を選ぶ前に|事前予約のポイント
歯科矯正を始めようと思ったとき、まず悩むのが「どこで治療を受けるか」という点です。最近では、公式サイトやポータルサイトからネット予約できるクリニックも増えています。
筆者が選んだのは、通いやすさを重視して自宅近くの歯科医院。予約サイトのカレンダーで空き状況を確認し、2週間先の予約を取りました。歯科矯正は長期的な通院が前提になるため、アクセスやスケジュールとの相性は重要です。
初診当日の流れと準備事項
予約が確定すると、事前にアンケート形式の聞き取りフォームがメールで送られてきました。治療への意欲や、現在の悩み、抜歯への抵抗感などを記入します。
来院当日は、保険証の提示と追加の問診票への記入も求められました。歯科矯正は自費診療ですが、虫歯治療やクリーニングなどで保険証を利用する場面もあるため、持参しておくと安心です。
カウンセリングで聞かれることと説明内容
診療台へ案内されると、まずは歯科衛生士によるヒアリングがありました。アンケートの内容を確認しながら、希望する歯並びや気になっている部位を再確認。その後、矯正治療の全体像についての説明が行われます。
説明される内容は、以下の通りです:
- どのような治療方法があるか(ワイヤー/マウスピース)
- 治療期間の目安と通院頻度
- 抜歯の可能性とその理由
- 費用や支払い方法
- 生活への影響(食事・ケア・発音など)
疑問点には丁寧に答えてくれたので、初診でも安心して話を聞くことができました。
マウスピース矯正の注意点
筆者が選んだのは、取り外し可能な「マウスピース矯正」。メリットとして見た目の自然さや口腔内の清潔を保ちやすい点が挙げられますが、自己管理の徹底が必要です。
以下の点に注意が必要だと説明されました:
- 1日22時間以上の装着が必要
- 装着中に飲んで良いのは水またはお茶のみ
- 飲食のたびに取り外し&歯磨きが必要
- 装着をサボると治療期間が延びる可能性がある
これらを守ることが、スムーズな治療につながるとのことでした。
無料カウンセリングの所要時間と次回の流れ
カウンセリング全体での所要時間は約40分。最後に簡易的な口腔チェックを行い、次回の予約を取って終了しました。
次回は、撮影したデータをもとにした3Dシミュレーションの提示と、クリーニングの実施を予定。治療計画の具体的な内容は、ここでより詳しく提案されるとのことでした。
まとめ
矯正歯科の初診カウンセリングでは、予約から当日の流れ、治療に関する説明まで丁寧に対応してもらえました。この記事が、これから矯正を検討している方の参考になれば幸いです。