「NISAって、結局なに?」
「投資したほうがいいのは分かるけど、なにから始めればいいのか分からない」
——そんなふうに感じてる人、多いんじゃないかな。
正直、自分も最初はそうだった。
オルカン、インデックス、非課税、信託報酬……
調べれば調べるほど新しい言葉が出てきて、「うわ、もう無理」とブラウザを閉じていた。
でも最近、こういう人がすごく増えてる。
「投資やらなきゃ損らしいけど、難しくてやめた人」。
今日はそんな人に向けて、「自分なりに調べて、ようやく分かってきたこと」を、できるだけやさしく、ゆっくり説明してみます。
詳しい人から見たら細かい点でツッコミがあるかもしれないけれど、“最初のとっかかり”としてはこれで十分だと思ってる。
これを読めば、投資の世界にちょっとだけ入りやすくなるはず。
まず、「投資」ってなんなの?
ざっくり言うと、
誰かの活動にお金を預けて、一緒に成長を目指すってこと。
たとえば、ある会社が新しい商品を作ろうとしている。
そこに自分のお金が使われて、うまくいけば利益の一部をもらえる。
もちろん失敗することもあるし、だからこそ「投資=ギャンブル」と思われがちだけど、
実は“ほぼ勝ちが決まっているやり方”があるんです。
それが、
「NISAを使って、インデックスファンドを毎月同じ金額ずつ買う」という方法。
順番に、噛み砕いて説明していきます。
① NISAってなに?
通常、投資で利益が出ると、その約20%が税金として引かれます。
たとえば、1,000円儲かったら約200円が税金で引かれる。
でもNISAを使えば、それが非課税(=引かれない)になるんです。
「増えた分はそのまま自分のものになる」って、これってかなり大きい。
だからこそ、NISAは使わないと損って言われてる。
② インデックスファンドって?
これは「投資信託」の一種です。
「投資信託」っていうのは、プロが組んだ“株の詰め合わせパック”のこと。
100円とか少額から買えて、リスク分散もできる。
その中でも「インデックスファンド」は、
ある国や世界全体の株価にまるっと連動するパック。
たとえば、
- 全世界株式(オルカン)
- アメリカ上位500社(S&P500)
- 日本の代表225社(日経225)
…みたいな感じで、投資先はすでにある程度「正解」が出てる。
③ 毎月同額で積み立てる意味は?
インデックスファンドの価格は、日々上がったり下がったりしています。
でも私たちには、「今が安いのか高いのか」が分からない。
だから、毎月決まった金額でコツコツ買っていくことで、
自然と「安いときに多く、高いときに少なく」買えるようになる。
これを「ドルコスト平均法」と呼びますが、名前は覚えなくてOK。
大事なのは、
知識がなくても、平均よりちょっと上の成績を出せる方法だってこと。
じゃあ、結局なにを買えばいいの?
まずはこれ。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」と呼ばれていて、
全世界の成長をまるっと取り込める商品です。
20年くらいのスパンで見れば、世界の株価は右肩上がりで成長してきた。
つまり、長く持ち続ければほぼ勝てる可能性が高い。
過去の平均リターンは年利約8%。
もっと高いリターンを狙いたいなら、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
こちらもおすすめ。
アメリカ上位500社に連動していて、過去20年の平均リターンは約10%。
ただし「アメリカ一本」にかけるぶん、リスクも少し高めと言われています。
迷ったら、オルカンでOK。
世界全体に分散されているから、
長い人生、何が起きてもある程度は安心できる。
ちなみに自分はS&P500派です。
理由は、GoogleもAppleもTeslaも、結局アメリカが中心にいると思っているから。
世界が伸びればアメリカも伸びる、そんなイメージです。
まとめ
ここまで読んでくれてありがとう。
きっと、「ちょっとだけ分かったかも」と思えていたら嬉しい。
投資の話って、最初はどうしてもカタカナが多くて難しく感じるけど、
「NISAで、オルカンかS&P500を、毎月定額で買う」
それだけで、ほぼ勝てる時代になっているのが、今なんです。
知ってる人から得をする。
そんな仕組みなら、自分もそろそろ動き出してみようかな。
そう思えたら、今日がその一歩目になるかもしれません。